• 音楽雑記 一耳惚れ その2
    人によってそれぞれ、癒しの曲、応援歌は異なるでしょう。 私は山仕事への行き来、休憩のときFMを聴きます。 たまに好きな曲がかかるとそれだけで楽しくなります。しいてあげれば、中島みゆきの「ファイト!」、「地上の星」、「ヘッドライト・テールライト」や髙橋真梨子、五輪真弓、竹内まりや・・・などですが、エールをもらいたくてCDをかけるようなことはありません。前記のバート・バカラックとディオンヌ・ワーウィッ...
  • 音楽雑記 一耳惚れ その1
    数日前、NHK「ニュースウオッチ9」の有馬嘉男キャスターが、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を聴いて涙する場面がありました。 朝ドラ「エール」でも、関内音(子役)が歌った「朧月夜」が涙を誘いました。その時の置かれた状況や心象風景により、また歌い手によって心に響く曲がありますね。 童謡「ふるさと」や「赤とんぼ」もそうです。ところで、「上を向いて歩こう」は海外でもヒットしました。 曲名は「SUKIYAKI」だ...
  • 里山の恵・・・蕨・独活 その2
    ワラビは、家の周囲でもチラホラ見かけます。 でもわざわざ採取するほどには生えていません。 ずっーと昔、久住滑空場(グライダー基地)へワラビを採りに行ったことがあります。 その当時はたくさん採れたのですが、斜面は他の草に被われ今はありません。 植生が変わったのでしょうね。ワラビで思い出すのは滋賀県高島市(以前は高島郡)のマキノ高原です。 パラグライダーをやっていた頃、ここでワラビの群生がありました。...
  • 里山の恵・・・蕨・独活 その1
    社会はコロナ禍の只中にありますが、自然は巡って行きます。 昨日、蕨(ワラビ)と山独活(ウド)を採りました。 この時季の私の好きな山菜です。「独活」という漢字は、なんとなく「婚活」の対義語みたいですね。 例年近隣のご夫婦と連れ立ってワラビ採りに行きます。 そうしてワラビ採りを終えてから、すぐ近くの郷土料理のお店で飲食するのが楽しみでしたが、今年はそれも憚られカミさんとふたりだけで行きました。 (カミ...
  • 今野敏 その2
    今野敏は、武道家(沖縄空手道の今野塾を主宰)であり、作品中の格闘シーンの描写が細かく流れるようで感嘆します。 津本陽が剣道三段、抜刀道五段の腕前を持ち、小説のなかでの剣技の精密な描写が優れていることと相通じるところがありますね。どの作品も快適に読め、スススーッと読み終えるのですが、題名と内容があまり印象に残りません。(謝) でも、題名は忘れても登場人物で覚えているのは、ヴィクトル・タケオビッチ・オ...
  • 今野敏 その1
    4月14日、16日に震度7の熊本地震が起きてから4年となります。 まだ仮設住宅に入居している方も多く、新型コロナが復興に支障をきたしているとも・・・ 追悼行事もかなり縮小して行われたとか・・・市内でも、人気のお店がいくつか休業したとのこと。 体力のある大手企業でも、操業停止、休業、運転・運航休止が長期となれば、系列・関係会社を含め、社員数がけた違いに多いだけに影響は計り知れません。さて、先週土曜日...
  • 塩田武士
    我が家には土蔵があり、その後ろに蕗が群生しています。 時々この蕗が食卓にのぼります。 4月頃から11月初旬にかけて長い期間楽しめます。前回の記事に、原田マハの「楽園のカンヴァス」を記しました。 これは史実(美術史)を基にしたフィクション、ミステリー小説です。 参考文献には、たくさんの美術史料が掲載されています。この小説の主人公のひとりが早川織絵(おりえ)で、その娘真絵(さなえ)は美少女として描かれ...
  • 原田マハ
    「DRUM TAO」でも何名か感染者が出たとニュースにありました。 車で10分ぐらいの身近なところでも・・・ 私の場合は山に籠って人と接しないから大丈夫?少し前、『楽園のカンヴァス』を読みました。 これは、巨匠アンリ・ルソーの名作を巡るミステリー小説です。 このような小説を書けるのは、深い眼識があってのことと思います。 しかも多様な作品を出していますね。 感嘆します。この本に、「ルソーがどれほど驚...
  • 里山の恵・・・タラの芽
    昨日のニュースで、C・W・ニコルさんが4月3日に亡くなったとのこと。 お悔やみ申し上げます。 手許には前期の作品しかありません。 『ティキシィ』、『北極探検十二回』、『風を見た少年』、『ザ・ウィスキーキャット』・・・「ティキシィ」、「風を見た少年」は、体験をベースにしたファンタジー小説です。「ザ・ウィスキーキャット」の裏表紙には、開高健の一文が寄せられています。さて、昨夕、タラの芽の天ぷらをいただ...
  • 帚木蓬生 その1
    庭には今、りんどうすいせん、ハナズオウ、源平桃が色とりどりに咲いています。会社勤めのころ、私の上司、先輩、同僚、あるいは出向先の役員の方に読書家がいました。 (もちろん周囲には、まったく?本を読まない人もいましたが・・・)仕事で出歩くときはほとんど、歩きながら本を片手にひろげて読む方、いろんなジャンルの話を振っても応えてくれる方、休みの日には必ず図書館に通い本を借りて読む方、感嘆するほど幅のひろい...
  • 森鷗外
    朝ドラ「スカーレット」が終わりました。 「今日が私の1日なら私はいつもと変わらない1日を過ごすだろう・・・」の言葉が鮮明に残っています。帰郷後、福祉に関係するセミナーを受講しました。 地区社会福祉協議会の事務局も3年間務めました。 「福祉(ふくし)」の語呂合わせには、「普通に暮らせるしあわせ」が良く知られています。 いつもの日常が戻ることを切望してやみません。前回の記事で、森林太郎(鷗外)の名を記...