• 山口県・・・防府 クルーザー初体験
    徳山での生活が少し落ち着いてきた頃、休日には徳山や防府(ほうふ)のマリーナにしばしば出没しました。 そうこうしているうちに、防府のマリーナでクルーザーのオーナーと親しくなり、乗せてもらうことができました。クルーザーと言っても、モーターボートではなく、キャビン(船室)があり、キッチン(ギャレー)、ベッドなどの設備がある外洋ヨットのことです。岡山の渋川で学生ヨットを始め、渋川海岸から王子が岳へランニン...
  • サンディエゴ その3
    前記のデニス・コナーの苦闘の小説は、『至高の銀杯』(全4冊)ウォリック・コリンズ著 角川文庫1991年刊、と注釈にあります。どうも私の読んだ『至高の銀杯 アメリカス・カップ物語』小島敦夫著 時事通信社1987年刊とは異なるようです。 この方が4年ほど早く、”訳”の記載も無いです。また、デニス・コナー本人の著になる『COMEBACK=復権への闘い』(大儀見薫=訳) 祥伝社1987年刊という本もあります。 ...
  • サンディエゴ その2
    辛坊さんの記事を続けます。 来年4月に日本を出発し、前回と同じくサンディエゴを目指す計画を水面下で進めているそうです。およそ30年ほど前に、サンディエゴには一度訪れたことがあります。 もちろんヨットハーバーが目当てです。 それこそ広大で素敵な芝生の公園があり、隣接して世界有数のヨットハーバーがあり、バース( 船の係留施設)には大きな外洋クルーザーが艇数も数え切れないほどもやわれていました。 日本で...
  • サンディエゴ その1
    今朝、ヤフーニュースで、「辛坊治郎 全レギュラー降板し来年4月ヨット太平洋横断に再挑戦」の記事を見ました。 「辛坊氏といえば、7年前に全盲の岩本光弘氏と共に、アメリカ合衆国サンディエゴを目指し福島県小名浜港を出発。その後太平洋上でマッコウクジラと思われる生物と衝突し、ヨットが浸水。 救命ボートに避難し10時間漂流した後、海上自衛隊の救難飛行艇に救助された。今回は“もしものときも誰にも連絡せずに全部...
  • 隆慶一郎 その3
    この作品も残念ながら未完ですが、解説を読むと、雄大な構想があったことが分かります。 だから見知らぬ海へのタイトルだったのでしょうね。 文中に、「・・・明国相手に八幡(ばはん)をするか、シャム、ルソン相手の交易でもしていた方がいい」との記載があります。八幡とは、《倭寇(わこう)が船旗に書いた八幡あるいは八幡大菩薩の神号を、「ばはん」と読んだところから生じた称ともいう》 ①倭寇の異称。 ② 戦国時代、外国...
  • 隆慶一郎 その2
    庭先の赤と白の山茶花の花が散り積もって、花びらの絨毯がそれぞれにできています。 ちょっと濃厚な花の香りも漂ってきますよ。一昨日、NHK総合で「歴史秘話ヒストリア」‟細川ガラシャの素顔‟が放送され、録画して昨夜見ました。 細川ガラシャと言えば、真っ先に浮かぶのが、三浦綾子の『細川ガラシャ夫人』ですね。 上巻の裏表紙には、「愛と信仰に殉じた細川ガラシャ夫人。 その清らかにして熾烈な悲劇の生涯を浮き彫りに...