門田隆将・青木美希 その4

記事を続ける前に、また話が逸れます。 3月10日にNHK総合TVの番組で、NHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」の再放送がありました。

次は、番組のWEBページからの抜粋です。
非常用の冷却装置を使えず、一気にメルトダウン・水素爆発した1号機。 原子炉冷却の“切り札”とされた消防車による注水に死角があり、メルトダウンを食い止められなかった3号機。 そして、故・吉田所長が死をも覚悟したという2号機の危機・・・。
88時間を、時間軸に沿いながら、中央制御室や免震重要棟など現場が何を目撃しどう行動したのか、密室の緊迫したドラマを詳細に描いていく。

過去にこの放送は見ていましたが、門田隆将の本を読んだあとでの再放送の視聴は、切迫感の度合いがまったく異なって映りました。

話を本題に戻します。
「20世紀中は実現不可能」と言われた青色発光ダイオード(LED)を発明した中村氏は22年、レーザーを使った核融合を目指す新会社「ブルー・レーザー・フュージョン」を米国で設立。 今年2月に日本法人も立ち上げ、大阪大や東芝子会社などと連携して研究を進めている。

核融合は太陽の内部と似た反応で原子核の融合を起こす。 実現できれば、燃料1グラムで石油8トンを燃やしたのと同等のエネルギーが得られる。
「戦争の原因の多くはエネルギーやその資源をめぐって起きた。 ふんだんにあれば防ぐことができるはずだ」

私見ですが、原発(核分裂炉)のようにプルトニウムが生成されず放射性廃棄物が少なくて、水爆のように軍事に転用されない限り、核融合炉の方が望ましいと思います。 ハードルは高いでしょうが、世界の叡智が平和に向けて結集されれば良いですね。

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