今野敏 その2

今野敏は、武道家(沖縄空手道の今野塾を主宰)であり、作品中の格闘シーンの描写が細かく流れるようで感嘆します。 津本陽が剣道三段、抜刀道五段の腕前を持ち、小説のなかでの剣技の精密な描写が優れていることと相通じるところがありますね。

どの作品も快適に読め、スススーッと読み終えるのですが、題名と内容があまり印象に残りません。(謝) でも、題名は忘れても登場人物で覚えているのは、ヴィクトル・タケオビッチ・オキタ(ロシアの傭兵だったかな?)、芳賀恵理(“十支族”の末裔?)、ST警視庁科学特捜班のプロファイラー青山翔ぐらいです。(謝々)

特に、芳賀恵理は、美少女高校生で現在の“忍”のように描かれており魅力的でした。 これをドラマ化するとすればキャストはどうなるのか興味があります。

多くのシリーズがあり、内容は忘れましたが、題名に記憶が残っている作品を少し列記します。 羅列でごめんなさい。

『ジャズ水滸伝』、『新人類戦線 "失われた十支族" 禁断の系譜』、『宇宙海兵隊ギガース』(SFのシリーズです)、『警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ』、『警視庁捜査一課・碓氷弘一シリーズ』、『触発』、『アキハバラ』、『パラレル』、『エチュード』、『ST警視庁科学特捜班』、『曙光の街』、『白夜街道』、『凍土の密約』、『朱夏』、『任侠シリーズ』、『TOKAGEシリーズ』・・・

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