木々のこと・・・榧 その1

榧(カヤ)の木は今まで伐ったことがありません。 この木も近辺ではあまり見かけませんが、我が家には私道沿いに杉並木がありそこに混じるように1本だけ立っています。 自生の可能性は低く杉苗に混ざっていたのか、父が植栽したのかは不明です。

囲碁や将棋が趣味の方はご存知でしょうが、榧の碁盤、将棋盤は最高級品とされ、特に宮崎県日向地方のものが良いそうです。
(ちなみに碁石の白石〈蛤:ハマグリ〉も宮崎県日向地方産が有名です。)

榧の成長スピードは極めて遅く、碁盤づくりに適した直径1.1mほどの大きさになるには300年以上の歳月を要し、本榧は優れた打ち味、木肌の美しさ、特有の香気など極めて優れた特徴を持ち合わせ、油分が多く、いつまでも色ツヤを失うことのない本榧碁盤・将棋盤は、使い込むほどに渋い飴色の光沢を放ち風合いを増すとあります。

引用が長くなりました。 さて話が飛びます。 少し前9月にNHK BSプレミアで『盤上の向日葵』が放映されました。 作家・柚月裕子の長編ミステリ小説のドラマ化です。 本も良かったですし、ドラマも良かったですね。 ただドラマでは結末の展開が違ったかなと、日々記憶が薄れてゆくので読み返してみないと定かではありません。

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