里山の恵・・・棗・柿

連日の台風災害ニュースで「小諸」や「佐久」の地名が流れました。 小諸なる古城のほとり・・・歌哀し佐久の草笛・・・ これは島崎藤村の詩「千曲川旅情の歌」の一節です。 〔高校1年生の国語の時間に、この長い詩を暗唱させられました。〕

台風15号に続き今回の台風19号、千曲川や阿武隈川・那珂川をはじめ全国47の河川で堤防が決壊し、各地で甚大な被害が広がっているとの報道がありました。
被災された皆さまにあらためてお見舞い申し上げます。

九州ではこの度の台風被害は免れ、私の住む地域の城原(きばる)八幡社では10月12日に夜神楽があり、翌13日に秋季大祭が行われ城原神楽が奉納されました。
また雌雄の獅子が神輿の先伴をする阿鹿野(あじかの)獅子舞がありました。

神社の近くに小学校があり、小学生の頃は祭りが近づくと心が浮きたった記憶があります。 当時は神楽座は青年が中心で獅子舞は少年が中心でしたが、今はどちらも高齢者が支えています。

この季節には庭や野に、棗(なつめ)が色付き、種々の柿が実ります。 小さな頃の懐かしさを覚える祭りの味、運動会の味ですね。 〔この頃の運動会は秋でした。〕

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