振り返ってみれば私のような束縛を嫌う人間が、堅い(固くはない)会社に良く定年まで勤めることができたなと常々思います。 会社には、この半端者が社会からはぐれず、子どもを育てることができ、今日あることに感謝もあります。
主題の「衣」についてですが、とにかくスーツ・ネクタイ・革靴の着用が嫌いでした。
退職し帰郷してからは、もっぱら作業着が大半で、どこかへ出かける時もカジュアルな或いはラフな服装です。 会社員時代に比べればリーズナブルなものですね。
表現をかえれば40年近い「権利・義務」からようやく解放され、本来の「自由・自己責任」を得た気持ちです。
このブログの最初のころに記した「ひねもす航海記」のヨット乞食みたいなものが私の性分の根っこにあります。 多少汚れているキャビンで波に揺られながらも、いつでも潜り込んで寝れる、いつでも起きて活動できる、そんな服装で十分です。
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