お風呂 その1

さぁて令和の今、五右衛門風呂に入ったことのある人の割合や如何に? 多分知っているのは田舎生まれの60歳以上の方ぐらいかな? 「五右衛門風呂」の名前の由来は、もちろん盗賊石川五右衛門が釜茹での刑に処せられたところからと言われています。

子どもの頃の役目のひとつはお風呂を焚くことでした。 焚口に柴〔今では死語?〕=(薪にする灌木)をほうり込みお風呂が沸くまで絶えず柴を燃やし続けました。

むかしむかしおじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に…・、森鴎外の『山椒大夫』のなかでは厨子王は柴刈りを、姉の安寿姫は藻塩を焼くための潮汲みを命ぜられ・・・、広瀬淡窓の七言絶句のひとつ「君汲川流我拾薪」=君は川流を汲め(きみはせんりゅうをくめ)我は薪を拾はん(われはたきぎをひろわん)・・・以下省略。

簡単に記そうと思っていましたが、なんだか脱線・迷走して「柴」の記事になってしまいました。(謝) その2につづきます。

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