井路 その2

そのエンディングコストの支払いをめぐっては、井路の管理者と私とで現況の認識に齟齬(そご)があり、これはその約1年後に私の主張が通り解決に至りました。

ところで話を変えます。 それにしても井路開設の工事(疏水:そすい工事)は大変だったと思います。

川を堰き止めて取水口を造り、場所によっては岩盤にトンネルを掘り、はたまた水路橋を建設し・・・ しかも近代の建設機械が無いころに大半は人力で・・・
小さなトンネルはやっと人が腹這いで通れるほどの大きさ、まさしく匍匐(ほふく)しながら、鑿(のみ)とハンマーで岩を穿ちながら進んだのでしょうか!?

水路橋にしても当時は石造りであり、昨今何でもお金で手に入る時代、昔の人々の労苦や熱意・渇望にはひたすら感嘆せずにはいられません。

また通常の地図では水路が載っていませんが、想像もしないような流れ方をしています。 え~~っ、こんな所からあんな所まで長い長いトンネルを掘って!?(驚)

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