門田隆将・綱淵謙錠 その1

今年は正月早々能登半島地震があり甚大な被害が発生しました。 その後も地震は続き、多くの方が亡くなり、またたくさんの方々が避難生活をされ、しばらくは復興の道筋も見えない状況にあります。 お悔みとお見舞いを申し上げます。

日本で大きな災害が起きる都度、毎回多額の義援金を申し出てくれる国のひとつが台湾です。 親日国ランキングというのがあります。 調査方法もいろいろあるでしょうが、そのなかで1位が台湾、2位がトルコという結果もあります。

台湾は、1895年~1945年の約50年間、日本の統治下にありました。 当時は反日感情もあったものの後藤新平のインフラ整備による交通の近代化や八田與一のダム建設による産業の活性化など次第に親日感情へと変化していったとあります。

トルコと日本は古くから“助け助けられる関係”を築いてきた国で、旅をすれば「一緒に写真撮ろう」と声をかけられ、笑顔で「日本が好き」と肩を組んでくれるほどの世界有数の親日国です。
オスマン帝国時代の1890年、両国の関係を深める出来事が発生します。 当時、約600名超の使節団が乗船するエルトゥールル号が台風に遭遇、大島村樫野崎付近で座礁・沈没してしまいます。 事件発生当初の状況から安否は絶望的でした。

しかし、地元住民の献身的な救助・介抱により約69名の船員が生き延びたとされています。 その後、遺品を送還しただけでなく、2年後には山田寅次郎の発案で募金活動も始まり、約5,0000円(現在価値約1億円)もの大金が贈られることとなりました。 そのお金は生存者本人だけではなく遺族にも配られ、事件以降トルコは日本にずっと恩を感じているのです。 (ランキングの記事より抜粋)

エルトゥールル号のことは、前々回のこのブログで少し紹介した『日本遥かなり』の最初に詳細に記されています。

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