生物の進化の不思議 その1

さて、10月から前回までネット記事などから、宿主を操る寄生虫のことをほぼコピペで書いてきました。 そのなかには宿主を操るために、化学物質を注入する、毒を注入する、化学物質を放出する、あるいは片利共生相手に蜜(ドーパミンの働きを抑える)を与えるなどの記述がありました。

寄生虫がどのようにして、そのような毒・化学物質などを生成できるようになったのか、その薬物効果を含め、中間宿主を操って、目的の終宿主にたどり着く何とも巧妙な仕組みをどのようにして身に着けたのか、まったく不思議でなりません。

托卵も一種の寄生だと言われています。 日本では托卵をする鳥はカッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチの4種類があるそうです。 このなかでもホトトギスはウグイスのみに托卵することが知られています。

托卵の仕方は巧妙で、托卵をする鳥は産卵中の宿主の巣から卵を1個抜きとった後、自分の卵を1個産み込む。  産み込まれた卵は宿主の雛より1日か2日前に孵化し、宿主の卵を背中のくぼみにのせ、すべて巣の外に放り出してしまう。  こうして巣を独占した雛は宿主の世話を一身に集めて育てられるとあります。

また、カッコウ(外国の)はヨーロッパヨシキリなどの巣に自分の卵を紛れ込ませ、巣を飛び去る前にヨーロッパヨシキリを好んで捕食するタカ科の鳥の鳴きまねをするそうです。 このタカに似た鳴き声は、仮親となる鳥の注意を巣の卵からそらし、自身の身の安全の方に向かわせることにより、托卵の成功率を高めているとあります。

ホトトギスの産まれたばかりの雛の背中に宿主の卵を放り出すためのくぼみがあったり、卵の色合いを托卵対象の鳥の卵と一致させることも合わせ、またカッコウが巣の持ち主の鳥を動揺させるほどおびえさせ、新しい卵に気づかせないよう気をそらせる腹黒さ、この用意周到な行動には驚かされます。

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