戦慄の寄生虫 その5 (閲覧注意!)

鳥をだまして捕食させ、鳥の腸管で卵を産む・・・豪ラ・トローブ大学のマイク・イノウエ准教授によると、このカタツムリは、ロイコクロリディウムと呼ばれる寄生虫に寄生され、運動ニューロンが乗っ取られた状態にあるとみられている。

ロイコクロリディウムは、中間宿主であるカタツムリを"餌"に似せさせ、終宿主の鳥に積極的に捕食させようとするのが特徴だ。 カタツムリの触角に寄生し、蛍光色で脈動しながらイモムシに擬態し、鳥をだまして捕食させ、鳥の腸管に移って成長し、卵を産む。 ロイコクロリディウムの卵は鳥の糞とともに排出され、これを食べたカタツムリに再び寄生するという流れだ。

鳥に見つかりやすくなるよう、カタツムリの行動を制御している・・・2013年11月には、ポーランドのヴロツワフ大学の研究チームが、ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリと正常なカタツムリの行動を比較した研究論文を発表している。

カタツムリは一般に、乾燥を避け、天敵から見つからないよう、朽ち木や葉の裏などに身を隠して生息するが、ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリは、より速く移動し、開放的で明るい場所や、草木の高い位置にいたという。鳥に見つかりやすくなるよう、ロイコクロリディウムがカタツムリの行動を制御していると考えられている。

このブログのタイトル記事を書いている時に、ちょうど良いタイミングで12月3日「ダーウィンが来た」の番組で「蜜でアリの動きを鈍らせ都合よく操るシジミチョウの幼虫」の放送がありました。 おっと録画を見ようとしたらありません。 ???

シジミチョウが共生するアリに蜜を与えることで、脳内物質ドーパミンの働きを抑制し、アリの行動を操作している。 これまで「相利共生」と考えられてきたシジミチョウの幼虫とアリの関係が、栄養を与える幼虫側の利己的な行動操作によりアリが操作されることで維持されている「片利共生」である。 このような内容でした。

コメント

非公開コメント