これからのこと その5

前記のコジュケイの卵4コはそのまま残っていますが、すぐに親鳥は抱卵をあきらめたようです。 以前のヒヨドリの卵もそうですが可哀そうなことをしました。
一昨日昼間、リビングのすぐ前を野ウサギが行ったり来たりするのを見かけました。 昨日はカミさんが倉の前をウサギが四方竹林の方へ駆け込み、少し後にイタチが匂いを嗅いで追いかけて行ったのを見かけたそうです。 まさに我が家の周囲は野生です。

さて、もし仮に不動産(家&土地)を手放すとすれば、仏壇仕舞い、墓仕舞いをする必要が生じます。 仏壇仕舞いはそれほど難しくはないのではないかと思っています。

宗教について論じるつもりではありませんが、日本では結婚に伴う「宗旨替え」は良くあり、そのことでの問題もあるそうです。 いずれ第三者が住むことになれば、宗派はともかく他人の家の仏壇は好まれないことかと思います。 新たに小さな仏壇と先祖の繰出位牌、また小さめの遺影があれば良いのかと、おいおい調べる予定でいます。

より大きな問題は墓仕舞いです。 これは結構費用がかかりそうです。 母屋の後ろの土手の上に我が家だけの墓地があり、そこには納骨堂ではなく代々の個人墓があります。 永代供養の場合、これを廃墓としお寺様に移さねばなりません。 でも過疎地域のお寺様がいつまで存続するのかも分かりません。 これは難しい問題です。

私自身の死生観ですが、生死とは「自然から生まれ自然に帰るだけのこと」、白洲次郎さんの遺言はたった2行「葬式無用、戒名不用」ですが、私の場合お墓は要りません。 まぁ戒名を彫った墓石ではなく、好きな言葉、例えば空、海、山、風などの一字を彫った丸い石でも乗っけてくれたら良いと思っています。

強固な信仰心はありませんが、八百万の神に似た、自然の不可思議、森羅万象に神が宿っている思いはあります。 まぁ、肩の力を抜いて自然体で、ミニマム・シンプルな生活を心がけ、ゆっくりと終活していこうと思います。

コメント

非公開コメント