イノシシ対策・・・柿、栗、四方竹 その2

庭の山茶花がポツポツと咲き始めました。 いよいよ冬の到来間近ですね。 9月の栗の収穫が終わり、10月になると交代するように四方竹のタケノコが生えてきます。 五三竹のタケノコもそうですが、うどんなどの麺類に入れても美味しいですし、ここら辺では郷土料理のだんご汁に好んで入れる方も多いです。

左党の方には焼きタケノコがおすすめです。 皮が付いたまま焼きます。 炭火やトースターでも構いません。 程良く焼いた後で包丁を入れ縦半分にして皮を剥きます。 小さなお皿に醤油、マヨネーズを入れ、好みで一味や七味を加え、タケノコに付けて食べます。 色がすぐに黒くなりますがOKです。 タケノコ本来の味が楽しめます。

四方竹のタケノコは10月が収穫期、例年はイノシシ被害もまぁそこそこ我慢できる範囲でしたが、今年はとにかく食い荒らす程度が酷いです。 初旬には収穫して道の駅に出荷していましたが、それこそ根こそぎやられるので出荷を中止しました。

四方竹の筍は伸びてきて四角形の稈(=茎)となり枝を出さずに越年し、春暖くなったときに枝を広げ、そして成長しいずれ親竹となります。 筍を生む竹を親竹と呼びます。 親竹には寿命がありそれが尽きれば枯れます。 その寿命に合わせ新たな親竹をたてる必要があり、今年の筍が全滅すれば2~3年先の親竹が無くなります。

そこで対策として竹林の周囲を防護ネットで包囲しました。 ネットはホームセンターで購入、幅150cm、長さ50mを2枚、高さを1mにして50cmほど手前に折り曲げ地面にピンで止めます。 そうすれば侵入し難いそうです。

でも設置後も連日入られました。 ピンを抜きネットを潜(くぐ)る、引っ搔いてあるいは牙で網を破る・・・ 1mほど大きくなった筍も30~50cmのところでへし折り、穂先の柔らかい部分を食べているみたいです。 こちらも負けじと都度に対策を強化し攻防を続けています。 イノシシのエサへの執念はなかなか手強いですね。

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