庭先のギンモクセイの香りが漂う季節となりました。 上品でほのかなギンモクセイの香りはとても良いものですね。 栗拾いもそろそろ終盤、四方竹のタケノコも顔を出してきました。 世界や日本の情勢にいろいろ大変なことが起きていますが、自然の移ろいは順調にやってきます。
福島県のグループ会社へ出向となった時期は、家のローン支払いと子ども二人の進学で、経済的に最も大変な時でした。 ちょうどそのようなおり、プロパー社員のなかに幾人か渓流釣りに詳しい方がいて、また東北は渓流釣りに最適なエリアであると知り、出向中の6年間の休日はひたすら「お金のかからない」渓流釣りに没頭しました。
先ず簡単に渓流釣りを説明します。 対象魚は渓流の女王と呼ばれる「ヤマメ」(アマゴも同種であり、九州の一部では双方を総称してエノハと呼びます)と、渓流の王者と呼ばれる「イワナ」です。 どちらも美味ですが、人によってヤマメの方が美味しいと言う方もおれば、いいやイワナの方が美味しいとおっしゃる方もおられます。
次に渓流釣りの場所についてですが、おおざっぱに言えば、川の上流から源流域にかけてです。 ヤマメはそのなかでも下方に住み、イワナは上方~源流に住んでいます。 もちろんどちらも混在している水域もあります。
次に道具について、便利な小物(グッズ)はいろいろありますが、主なものはサオ、イト、オモリ、ハリだけのシンプルな組み合わせです。
エサは現地調達の川虫、前日に側溝の落ち葉が堆積しているようなところでとったミミズ、釣具店でイクラやブドウ虫を買っても良いですね。
服装は季節によっては寒くないように、また天気の急変に備えて雨支度、川のなかを歩くことも多いのでウェーダー(胴付長靴)は必須です。 滑らないようにフェルト底のものがおすすめです。 釣った魚を持ち帰るなら肩にかけるビクがあると良いです。
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