堺市出島で一緒にクルー仲間となった方に、大学で国際文化交流の学科を教えていた教授(以下先生と呼びます)がおられました。 先生は当時大阪狭山市に在住、非常に多趣味な方でそのひとつが海釣りです。 いつか鯛を数尾釣ってきたのでと、クルーザーのオーナーやクルー仲間が呼ばれて、ご自宅にお伺いしたことがあります。
釣行の機会があればその時に誘って欲しいとお願いし、和歌山へのイサキ釣りに同行しました。 ずいぶん昔のことであり、待ち合わせ場所や道順などはまったく覚えていません。 高速から一般道へ降りて、深夜営業の釣具店に立ち寄り仕掛けとエサを購入、目的地に到着し船宿?らしきところで仮眠して早朝に遊漁船の方と合流しました。
タイトルに御坊市?と記したのは、記憶が定かではないからです。 まぁおおむねその辺りだと思います。 季節もはっきり覚えていませんが、暑くもなく寒くもなかったです(ベストシーズンは5~7月)。 私が持参したものは、クーラーBOXと食料・飲料のみ、ロッド&リールは先生が用意してくれました。
今思い返せばとても変わった遊漁船だったと思います。 当時はズブの素人・まったくの初心者であり、その後渓流釣りや船釣りを多少経験して、渡船や遊漁船(乗ったことはありません)を見る限り、その時の遊漁船?は御坊市(?)だけのものか、そこの業者だけのやり方なのか、分かりません。
やや小さ目の漁船が釣り客を乗せた小型ボートを曳航し、漁場に着いたら一艘ずつ切り放して行きます。 切り放す時にボートのアンカー(碇)を投下します。 あとは時間が来て迎えに来るまで客任せ、釣れようが釣れまいがお構いなしです。
一般的な遊漁船はたくさんの釣り客を乗せ、釣果がでなければ(客が満足しないので)漁場をしばしば移動します。 リピーターを多くするため遊漁船の船長は大変です。 まぁそれほどいつも豊漁とは限りません。 むしろ釣れないことの方が・・・
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