あれよあれよという間に今年もあと10日余り。 年を取ると1年間が早いです。 「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」そうです。 これを「ジャネーの法則」と言うらしいです。
前回の記事のCDには18曲が入っており、最後が「聖者の行進」です。 市内のジャズ喫茶には幾度か行きましたが、オーナー様の話では、新聞を見て興味半分で来られる方もあり、ジャズといえば「テイク・ファイヴ」しか知らなくて、しばしば(頻繁に?)リクエストされ困惑(閉口?)しているのだとか。
まぁ一般的に良く知られているのは私の勝手な想像ですが、デイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイヴ」と、「聖者の行進」、「セントルイス・ブルース」でしょうか。
また話が逸れます。 「テイク・ファイヴ」は、サックス奏者ポール・デスモンドが作曲したものですが、ポール・デスモンドの「テイク・テン」もなかなか聴き良い曲です。 因みに「テイク・ファイヴ」は5拍子、「テイク・テン」は10拍子です。
さて、サッチモに話を戻します。 ウィキペディアの評価の欄には、彼はジャズ界でも稀であるほどの天才トランペット奏者と言われ、ウィントン・マルサリスは「色々なトランペット奏者の良い所を盗もうとしたけど、アームストロングだけは盗めなかった。 とにかく凄すぎるからさ」と賞賛。 マイルス・デイヴィスは「アームストロングは喋りまでジャズになっている」と語っている。
ボルチモアの女郎屋で下働きをしていた少女ビリー・ホリデイは、「この歌声は、私にとって実に多くの意味を持つ歌に聞こえた。 ある時は私をさめざめと泣かせたし、ある時はこの上なく幸福な気分にさせた」と述べている。とあります。
ウィントン・マルサリス、マイルス・デイヴィス、ビリー・ホリデイはいずれも、グレーテスト・ジャズアーティストです。 いずれ機会があればまた記事にします。
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