NHKで放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は展開がはやくて良いですね。 先週金曜日の放送では、世良公則 の「On the Sunny Side of the Street」(ルイの曲)の圧巻の歌声が聴けました。 なるほどだからこのキャストだったのかと納得でした。
〈前回の朝ドラ「おかえりモネ」でもジャズ喫茶のマスターが登場しました。 ずっーと以前の「純情きらり」では主人公有森桜子(宮﨑あおい)がピアニストを目指します。 滝廉太郎の「花」のジャズヴァージョン演奏が強く印象に残っています。〉
歌詞の直訳とは少し異なりますが、「あなたとひなたの道を歩いて行きたい」は、このドラマの基調となっています。 登場する娘さんの名前「るい」も「ルイ」由来です。
またどうでも良い話ですが、ドラマに出てくる喫茶店の名前が「Dippermouth Blues」(ディッパーマウス・ブルース)です。 ディッパーマウスはルイの愛称サッチモに並ぶほぼ同じ意味のもう一つの愛称でもあり、ディッパーマウス・ブルースは曲名です。
サッチモについては、このブログのタイトル「サンディエゴその1」(およそ1年前)でも少しだけ触れました。 「向かい風に ニッチもいかず サッチモを聞く」 彼は歌手でありジャズトランペット奏者、コルネット奏者、作曲家でもあります。 誰からも愛される風貌、しわがれ声は一度聴いたらたら忘れないでしょう。
代表曲には、「バラ色の人生」や「キッス・オブ・ファイア」、「ハロー・ドーリー!」があり、「この素晴らしき世界」が世界的なメガヒットとなりました。 これらはジャズファンでなくとも、たぶん多くの方が耳にしたことがあると思います。 私は特に「セントルイス・ブルース」のトランペット演奏が大好きです。
「セントルイス・ブルース」は、W・C・ハンディ の曲ですが、確認のため手持ちのCDを調べたらありません。 あれっ?と思ってLPを探してみたら「ルイ・アームストロング・プレイズ・W.C.ハンディ」に見つかりました。 ボケる一歩手前かな。
コメント