長野県・・木島平、和歌山県・・紀の川 事故

冬の時季、マキノ高原や蛇谷ヶ峰でパラグライダーのスクールを開いていたインストラクター夫婦の引率で、長野県木島平へ一泊二日のツアーがあり参加しました。 車2~3台で行ったと思うのですが、グループの中には面識の無い方もいました。

木島平は日本でのパラグライダー発祥の地として知られ、パラ雑誌にも紹介されており行ってみたい場所でした。 シーズンにはスキー場とパラエリアは区分されています。

リフトでテイクオフの場所まで登りますが、流石に聖地?なのか多くのパイロットが集まっており、順番にテイクオフします。 その日は風が強く、クロスハンド(ライズアップ)と言って、進行方向に対しパイロットが後向きに立ち、両手をクロスさせてライズアップする人が大半でした。

一泊しての帰路、グループの一人がランディングに失敗し?脊椎圧迫とかで全治1~2ヶ月の大怪我をしたと聞きました。 私はこの時より以前に、マキノ高原でランディングの際追い風となり、地面に叩きつけられたことがあります。 くしゃみをしても笑っても胸の辺りが痛い日が10日間前後続きました。 多分肋骨にヒビが生じていた?

次は目撃した事故です。 和歌山は紀の川市(当時那賀郡打田町)にパラグライディングに行った時のことです。 紀の川に架かる橋を越えてミカン畑を蛇行して登ったところ(寺山の中腹)にテイクオフの場所があります。 そこから見ていたら、複数の機体が飛んでいる中で、一機だけスパイラル(急旋回)していました。

スパイラルは高高度で非常に早い降下をする際の技術です。 どうして河原の上空のそれほどの高度ではない位置で行なうのかと周りでもその機体を凝視していました。

墜落地点は私の場所から見えませんでしたが、しばらくして救急車のピーポー音が聞こえてきました。 意図してスパイラルするには疑問がありますし、ラインが絡まったのかどうか原因は分かりません。 とにかく事故は命に直結します。

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