昨日、「鳥人間コンテスト2021」をたまたまTVのチャンネルを変えたら放送していて見ました。 お笑いやバラエティーの番組にはついていけずほとんど見ませんが、鳥人間コンテストは昔から好きで時々見てます。 純粋に苦労とか、喜びとか、悔しさとかが分かって良い番組ですね。 失敗するのも見ている側では面白いです。(笑)
さて、白石一郎の続きです。 ヒトウマに乗るのは大船山を愛した岡藩三代藩主中川久清(隠居しての号は中川入山)、軍蔵はとのさまを乗せたヒトウマを担いで大船山に登ります。 中川入山公は大船山八合目に御霊屋=御廟を建てます。
この標高1400m付近にある中川久清墓所は、おそらく日本国内で最も標高が高い藩主御廟と思うとのネット記事もありました。
帰郷後、私は高校の時の同級生たち(女性3名、昔JK=女子高生、当時還暦を過ぎたお○さま)から誘われて大船山登山をしました。 帰路入山公廟へも立ち寄りました。 山頂からほど近い御池(おいけ)の周りのドウダンツツジもちょうど紅葉が真っ盛りでとっても良い景観でしたよ。
もうひとつ作品を記します。 同じ短編集にある「凡将譚」、これは大友義統(おおともよしむね)、戦国時代から安土桃山時代にかけての豊後の戦国大名、大友氏の第22代当主、大友宗麟の嫡男、豊後の臆病者と世間に呼ばれた国主の話です。
またまた蛇足ですが、岡藩関連では、吉村昭の『ふぉん・しいほるとの娘』(上下巻)にも、シーボルトの娘お稲(オランダおいね=楠本イネ)が長崎から宇和島藩へ向かう途中、川沿いに進むと岡城の天守閣が見えてきたとの記述があります。 文中、お稲たちは岡藩領の菅生(すごう)村に着き、玉来(たまらい)に入った、井上、野尻・・・の各村落(今の緒方町の地名)を過ぎ、などの記述があります。
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