堺市・・・石津川 クルーザー 度重なる破損

ダイビングからクルーザー(外洋ヨット)に話を戻します。 ダイビングツアーで知り合った方からクルーザーに乗せて欲しいと声をかけられ、何度かセイリングにお誘いしたことがあります。 その中にはロシア語の通訳をされていた方(美人さん)もいました。 海のスポーツ&レジャーに興味を持つ方には共通項があるようですね。

BW25の中古艇を手に入れクルーザーライフも2年目となりました。 石津川と言うのは堺市を流れる川でその河口に漁港があり、そこに係留していました。 本来が漁港なので漁船の出入りが激しく、漁船はおしなべてスピードを上げて出入港します。

とにかくその時の引き波(船が航行時に後ろにできる波=船尾波)がすごいです。 クルーザーのマストは結構な高さ(水面から10m以上?)があり、引き波を受け少しでもローリング(横揺れ)したらマストの頂点はかなりの揺れ幅があります。

漁港には隣同士で数艇のクルーザーが係留されており、お互いのマストが接触し合い風見が破損、ちぎれ落ちてしまいました。 まぁ漁港ですから漁船の出入りは仕方ないです。 設備の整ったヨットハーバーではこんな問題は起きませんが、費用が嵩みます。

さらにやっかいなのは台風などの暴風です。 台風接近のニュースのたびに、漁港にかけつけアンカーロープやもやい綱を締め直したり増強します。 暴風の脅威は漁船の引き波どころではありません。

デッキの周囲には落下防止のためワイヤー(ライフライン)を2段に張りめぐらせています。 そのワイヤーを10本ぐらいの支柱(スタンション)で固定していますが、これが隣同士でぶつかり合い折損しました。

台風のたびにこれが繰り返されると流石に心も折れます。 貧乏サラリーマンには分相応の持ち物ではなかったようで、およそ2年間遊んだマイクルーザーを手放しました。

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