日本海へは数度訪れました。 ダイビングでは必ず二人一組のバディを組んで、お互いが視界の中に入るようにします。 ダイビングも毎年事故のニュースが流れるように危険を伴うスポーツだからでしょう。
日本海ではたいがい砂浜(ビーチ)エントリーでした。 海に入る時は波が穏やかでも出る時には波が高くなっていることもあります。 潜っている時は、しばしば計器を見て水深やタンクの空気残量を確認します。
十分海中散歩を楽しんだあとエグジットするのですが、場所が岩がゴロゴロしていて波が荒くなり、身体が器材ごと波に翻弄されたことがあります。 頭を岩にぶつけたりすれば危ないですね。
かなり上級者になれば、潜ってからどの方向にどれぐらい進んで、方向を変えてさらにどれぐらい進んだかを頭の中に(地図を)描けるそうです。 そうすれば一々浮上して陸上の景色を確認しなくても帰る方向が分かるのですね。 初心者は今自分が何処にいるのかさえ皆目分かりません。
この頃までは漁も多少は?大目に見られていました。 他のグループには水中銃(銛やヤスの類)を持って魚を獲ってくる人もいました。 私もインストラクターの引率無しに仲間3人だけでダイビングしたことがあります。 (1人はカナヅチでした。)
人間の本能でしょうか。 やはりサザエやアワビを見つけると獲りたくなります。 マスク(水中メガネ)越しにはどれも大きく見えて、夢中になってネット(みかんの袋)にたくさん入れて持ち帰り、陸(おか)に上がってから選別し、小さなものを海に戻しました。
もちろんダイビングで漁をするのは密漁であり、今日ではより周囲の目も厳しくなっており見つかれば罰を受けます。
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