奈良県には海が無くてたまに遠出をするときに、ウィンドサーフィンを車の屋根に積んで出かけ、琵琶湖や日本海などで楽しみました。 異動に伴い大阪府吹田市へ引っ越したあとも、たまにセーリングを続けました。
職場も大阪の本部勤めとなり、グループ会社の方と仲良くなって、一緒にクルーザー(外洋ヨット)を共同所有しようと話が進みました。 そこで手が届きそうな範囲で見てまわり、手に入れたのが「ブルーウォーター(以下BWと略す)25」の中古艇です。 25と言う数字はフィート(ft)・・・長さを表します。
大学や実業団、オリンピックの種目のひとつに470級がありますが、これは艇の長さが4.70mを表しています。 このようにメートル表記の艇もありますが、大概はディンギーからモータークルーザーやセイリングクルーザーに至るまで長さをフィートで呼ぶ場合が多く、それが艇名に付けられています。
ホビーキャット14、ヤマハ31、オセアニス41などです。 因みに25フィートは7.62mですね。 BW25は定員が8名でした。 簡素なキッチンは付いていましたがトイレは無かったです。 やはりトイレは欲しかったですね。 セイルはたくさんあり、以前のオーナーはレース派だったのかもしれません。
ここでちょっとレース派とブルーウォーター派について述べます。 レース派とはヨットに乗る目的が競技の勝敗に重心を置いた方で、ブルーウォーター派とはレースの勝敗にこだわらず、クルージングしたり、泳いだり、釣りをしたりヨットを自由に楽しむスタイルの方です。
レースの駆け引きや緊張感も良いですが、なかなかレース環境が整わず自然とブルーウォーター派に移行する人も多いと思います。 BW25の艇名は特にブルーウォーター派を意図したものではないと思いますが・・・
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