奈良県・・・天理 彩華ラーメン

昨日、ニュースで吉野の桜がとりあげられていました。 (今日は、岩手県の石割桜が紹介されていました。) 下千本、中千本、上千本、奥千本で知られている桜の名所です。 吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しているそうです。

毎年2月には、お水取り(東大寺二月堂の修二会)のニュースが流れます。 奈良の話題には、およそ4年間住んでいた頃を思い出します。

奈良へ異動してからしばらく経った頃、仕事が終わってから上司に、天理に美味いラーメンを食べに行こうと誘われました。 それが「彩華ラーメン」です。 ウィキペディアにも「彩華(さいか)」で載っており、天理ラーメンの元祖と記されています。

天理市は日本では唯一の宗教名が地方自治体名になっている宗教都市であり、国道を走ると母屋(もや)といわれる大きな建物があちこちに見えます。 そのような場所のなかに「彩華」の屋台がありました。 今からおおよそ40年前の頃のことです。

とにかく驚いたのはすごい行列と屋台の周りに雑然と並べられた長椅子です。 行列に並んだ人には順々に番号札が渡されます。 長椅子は座るためのものではなく丼を置くためのものであり、お客は番号を呼ばれたら丼を受け取り、空いたところに丼を置きその前にしゃがんで食べます。

今日までいろんなところのラーメンを食べましたが、彩華は一番印象深い味でした。 クセになる味で、仕事終わりに奈良市からよく通いました。 奈良では、桜井市の三輪そうめんも有名です。 麺類の個人的なTOPは、うどんは香川県坂出市の駅前のお店、蕎麦は断然福井県の越前そばですね。

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