ドラマ名は、『心の傷を癒すということ』で、録画は再放送されたものでした。 11月15日~16日に全4話が放送されています。 安克昌(あんかつまさ)精神科医をモデルにしたドラマで、柄本佑、尾野真千子、濱田岳などが出演していました。
安医師のことを書いた記事によれば、「1995年、神戸市で阪神・淡路大震災に被災。 震災後、避難所などで積極的にカウンセリングや診療などの救護活動を行い、一方で執筆依頼を受けて「被災地のカルテ」を産経新聞夕刊に震災約2週間後から約1年にわたり連載し、その連載に加筆、改稿を加えて刊行した著書が、『心の傷を癒すということ』(作品社)」とあります。
ドラマのスタッフブログには、「在日韓国人として生まれ、自分のアイデンティティに悩みながらも、精神科医の道に進んだ安さん。 心の病気への理解が進んでいない時代から、心のケアのパイオニアとして奔走された安さん。 読書や映画、漫画、ジャズピアノをこよなく愛し、いつもユーモアを忘れなかった安さん。」と記されています。
またスタッフブログには、「安さんがジャズをお好きで、ピアノをプロ級の腕前で弾いていた。 安さんが特にお好きだった(のは、)バド・パウエル、セロニアス・モンクの二人と聞きました。」とも記されています。 だからドラマの中に、バド・パウエルの曲の演奏が盛り込まれたのでしょうね。
ドラマのシーンでは、柄本佑がピアノを、濱田岳がテナーサックスを演奏しています。 オリジナルのバド・パウエルは確かトリオだったと思います。 このトリオの演奏は、ピアノとドラムスのバトルのような鬼気迫る掛け合いが堪りません。
またドラマの別のシーンですが、アパートの一室にLPがたくさんあり、そのLPの数枚に、「セロニアス・モンク」、「バド・パウエル」、「キース・ジャレット」の手書きラベルが貼られていました。 何故だか「スティーヴィー・ワンダー」も?
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