岡山県・・・和気町 ロッククライミング その3

さらにいくつか調べていくと、ようやくその技法が見つかりました。 「肩がらみ」と言うそうです。

肩がらみとは、「懸垂下降をする(ザイルを使って岩場をおりる)とき、エイト環などの器具を使わないで降下する技法のひとつ。 上方から降りてきたザイルを股(左足の太もも)の下を回し、体の前を通して右肩から後ろに回し、左手で脇腹に押さえ込む。 左手で制動を調整しながら降下をする」とあります。 私の場合は左右逆でした。
ザイルは全員が降りてから回収できます。

別のネットの記事では、「下降器を併用すれば簡単だが、ザイルを肩がらみで降りる方法は熟練を要する」とありました。 熟練と言うより、バランスを崩せば危険度が高いから、安全を優先すれば器具を使用しなさい、とのことでしょうね。

さて、初めての懸垂下降は軽快・快適でした。 岩壁を両足でポンポンッと蹴って、ザイルを捌きながら緩急を調整して降ります。 周囲の景観を楽しみながら、結構なスピードで降りることができます。

登山やロッククライミングの楽しみのひとつは、下界(登山をする人の俗語で、山中ではない一般社会:街中)を遠く眼下に見て、ガスバーナーコンロ(当時は灯油か個体燃料かも?)でお湯を沸かし、仲間とお茶したり食事をすることでしょうか。

ところで、この和気アルプスで大きなキノコ(傘が開いてました)を発見し、収穫して持ち帰りました。 岡山市に着いて行きつけの大衆食堂へ持って行ったところ、キノコは松茸でした。 早速定食に添えて出してくれましたよ。

そう言えば、松茸が採れたところには松林がありました。 今も採れるのでしょうか? 牛窓に移住したら行かなくっちゃ! まぁその頃には老いぼれて登れないでしょうね。(笑)

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