7月は強烈な豪雨に見舞われ、8月は梅雨が明けてから猛暑・酷暑続き、堪りませんね。 連日、大分県日田市、豊後大野市犬飼が全国最高気温上位に入っています。 でも日が短くなりもう少しでやっと峠を越えそうです。
前回、隆慶一郎の作品をいくつかとりあげました。 その中には、「徳川家康」、「徳川秀忠」、「松平忠輝」などが登場します。
その記事を書いているとき、そう言えば池宮彰一郎の『遁げろ家康』が揃ってなかったことを急に思い出しました。
「遁げろ家康」上下巻は、知人から借りて既に読んでいました。 『島津奔る』上下巻に連なる作品が「遁げろ家康」ですが、2002年暮れに盗作疑惑がニュースとなり、これはヤバイと即刻ネットで注文しました。 このとき上巻のみが手に届き、下巻は絶版・回収とのことで手に入らずじまいでした。
〔その後「島津奔る」も絶版・回収となったとあります。〕
しばらく忘れていたことを思い出し、ネットで検索したところ、中古本で出品があったので注文したところです。
池宮彰一郎の文章には、『四十七の刺客』や『四十七人目の浪士』を読んで、名刀のような研ぎ澄まされた言葉・表現が網羅されており、強い印象を受け感嘆したものです。
他には、『事変 リットン報告書ヲ奪取セヨ』、『風塵』、『義、我を美しく』を読みました。 「事変 リットン・・・」は満州事変をあつかったもの、「風塵」は短編集、「義、我を美しく」はエッセイ集です。
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