香川県・・・女木島 遠征合宿 その2

良く会社経営や社会経済のニュースなどで、「追い風(=順風)」や「向かい風(=逆風)」といった比喩に使われる言葉があります。 世界一周などの航海では、追い風の方がたしかに時間的に早く目的地に着くでしょうし、操舵も楽です。 (もちろんその時の気象状況によって、常に追い風が吹くとは限りません。)

でも帆走していてどちらが快適かと問われれば、これも個人により意見が分かれるかもしれませんが、私の場合は向かい風(逆風)のほうが断然大好きです。 しかも荒れない限り白波の立っているぐらいの強風が良いですね。

風上に向かってジグザクに方向転換をしながら帆走することを、ヨット用語で「間切る(まぎる)」と言います。 この時身体に受ける風の感触、水しぶきの冷たさが気持ち良いです。

さて、女木島で合宿しているある日、映画のロケをやってました。 森繁久彌主演の、「社長シリーズ」だったか「駅前シリーズ」だったか、記憶が曖昧ですが、伴淳三郎などが居たような気がします。 まさに高度経済成長期を絵に描いたような映画ですね。

ところで話は変わりますが、桃太郎の伝説地はいくつかあるようですが、岡山県総社市、愛知県犬山市、奈良県磯城郡田原本町・・・、やはりイメージとしては、童謡の歌詞「・・お腰につけた黍団子(きびだんご)・・」の印象が強く、岡山を思い浮かべます。 学生時代、岡山から帰省する時のお土産は、たいがい「吉備団子」でした。
実際は、「黍団子」と「吉備団子」とは別物らしいです。

そこで鬼の伝説地はどうかと言えば、やはりこれは香川県高松市女木島(鬼ヶ島)が代表でしょうね。 男木島は桃太郎から逃れた鬼が逃げ込んだとされています。

合宿期間中、半日ほど練習を休んで部員みんなで、鬼が住んでいたと言う「鬼ヶ島大洞窟」を見学しました。

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