高校の時の同級生のひとりから、地方の新聞にジャズ喫茶開店の記事があったと聞きました。 早速ネットで検索し、数日前にお邪魔してきました。
今からおおよそ50年ほど前には、都会はもちろん地方の街でもけっこうジャズバーやジャズ喫茶がありたまに行きました。 仄暗い室内に、客は寡黙でなくちゃいけない雰囲気で、リクエストすればレコード針の損耗料を支払う決まりがありました。
反対に明るく開放的な室内で、料理を提供してくれるジャズレストラン?みたいなお店もありました。 私は明るい方が好きです。
さて今回お邪魔した喫茶「一粒万倍」(竹田市荻町)は、ご自宅のリビングに知る人ぞ知るJBLパラゴンを鎮座し、ジャズやクラシックを聴かせてくださいます。 店内には名盤の数々、LPレコードのジャケットが飾られています。 どれもこれも聴き覚えのあるものばかり。
オーナー様ご夫婦の本業はミニトマト農家で、そのため繁忙期の7~9月はクローズする日が多いとのこと。 だからいつまでもプレオープンだとか。
まぁ場所も市街地ではなくて、市内のジャズファンもそう多くはいないでしょうし、興味のある方は遠くからいらっしゃるそうです。 それもジャズだとおっしゃるオーナー様(夫人)は、お話し上手で1時間ほど楽しくジャズ談義が弾みました。 10月が待ち遠しいです。
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