音楽雑記 ピタゴラス音律 その3

「ラ」と「ミ」または「ド」と「ソ」の間には半音が1コ入ります。 ですので耳に心地良い和音とするには、必然的に半音が入らなければないけないのでしょう。 「シ・ド」の音階の位置、「ミ・ファ」の音階の位置は、その前後を構成する音が和音としてより成立しやすいように設定されたものでしょうか?

「ド・レ・ミ・ファ」と「ソ・ラ・シ・ド」を比較すれば、全音と半音の配列が同一です。 その配列の間に「ファ・ソ」の全音があるから、1.5倍が成り立つのですね。(消化不良の説明でごめんなさい。)

今まで、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と記してきましたが、日本の音階表記は、「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ」ですし、一般的には「C・D・E・F・G・A・H・C」(※ B=H♭)です。 これも今さらですけど・・・

私の大好きなジャズピアニストのひとり、キース・ジャレットのアルバムに『J・S・バッハ 平均律クラヴィーア曲集』第1巻、第2巻のCD4枚があります。 これはジャズではなく、チェンバロによるクラシックです。

彼には他にもクラシック系の作品が多数あり、その中で『イン・ザ・ライト』、『祈り~グルジェフの世界』、『セレスチャル・ホーク』、ギドン・クレーメルと共演の『タブラ・ラサ/アルヴォ・ペルトの世界』、『J・S・バッハ ゴルトベルク変奏曲』、『ショスタコーヴィチ 24のプレリュードとフーガ 作品87』のアルバムが私のCDラックにあります。

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