音楽雑記 ピタゴラス音律 その1

今、モッコウバラが満開です。 3年前にカミさんが小さな苗木を植え、当時は草と見紛(みまご)うほどだったのが、もう見事に成長しました。
山茶花の枝に吊るしたモッコク(=セッコクのこと、常緑高木のモッコクとは違います)も10~20輪、花が咲いてきました。

少し前置きが長くなります。 大雑把に言えば、動物も植物も、水も空気も、あらゆる物質は分子からできています。 温度とは物質を構成する分子がもつエネルギーの統計値です。 分子の動きが完全に止まれば絶対零度となります。(現実には不可能)

音は振動している物体から生じて、空気(主に窒素分子と酸素分子)などを伝わって耳に届きます。 気温によって速度が変わります。 この音には、高低、強弱、音色があり、振動数や振幅、波形などをオシロスコープを使って可視化できます。

さて本題に入ります。 ずーっとずーっと昔、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の起源(誕生の歴史?)を考えたことがあります。 どうして「ミ・ファ」と「シ・ド」が半音なのだろうか、体感的にこれが人間の耳に心地良いからなのか?

いろいろ調べてみると、世界には多くの種類の音階があって、「ド・レ・ミ・・・」はそのうちのひとつらしいです。

音楽の専門学校や大学で、体系的にカリキュラムにそって理論を学ばれた方には、今さらの感があるでしょうが、次に記すのは、高校1年生の時、選択科目で音楽を選んだだけの素人の私の個人的な考察です。

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